農家直伝!すずき蓮根農園の蓮根レシピ|60種類以上を考案した生産者のこだわりとおいしい食べ方

蓮根といえば、まず「きんぴら」や「煮物」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
もちろん、それらの定番料理もおいしいですが、実は蓮根にはほかにもたくさんの楽しみ方があります。

茨城県土浦市の「すずき蓮根農園」では、蓮根をもっと身近に感じてもらいたいと、
農園主の鈴木さんが日々さまざまなレシピを考案しています。

この記事では、季節ごとに変わる蓮根の味わいや、農家直伝のおいしい食べ方をご紹介します。

読み進めるうちに、「きんぴら以外の蓮根も食べてみよう」と思っていただけるとうれしいです。

蓮根ってどんな野菜?季節ごとに変わる味わい

蓮根はどんな料理にも合う“万能野菜”

蓮根は火を通してもシャキシャキとした歯ごたえが残る、実はどんな料理にも合う万能野菜です。
煮る・焼く・揚げるなど、調理法を選ばず、油との相性も抜群。

「蓮根は主張しすぎず、どんな食材ともよく馴染みます。実はぜひ試してほしいのは、素焼きや炒め物なんです」と鈴木さん。

きんぴらのような味の濃い料理もおいしいですが、
蓮根本来のやさしい甘みや香ばしさを感じるなら、シンプルな調理がおすすめです。

夏・秋・冬、それぞれ違うおいしさを楽しめるのが蓮根の魅力

すずき蓮根農園の蓮根は、7月後半から翌年3月頃まで出荷されます。
夏はみずみずしくシャキシャキ、秋から冬にかけてはでんぷんが増えてほくほくとした甘みが際立ちます。

「旬はひとつではなく、時期ごとに“その時だけの味”があります」と鈴木さん。
季節によって表情を変えるのが、蓮根の大きな魅力です。

おいしさの理由|すずき蓮根農園の蓮根のこだわり

有機堆肥と微生物をいかす“土づくり”と、ストレスをかけない栽培

「いい蓮根を育てるには、まず環境を整えることが大事なんです」と話す鈴木さん。
その中でも、特に力を入れているのが“土づくり”です。

蓮根は泥の中で育つため、環境づくりが味や形、風味に大きく影響します。
より良い環境をめざして、昔ながらの栽培方法にとらわれず、試行錯誤を重ねてきました。

現在は有機質の堆肥を使い、微生物の力を生かした栽培に取り組み、
蓮根が健やかに育つ土壌を整えています。

野菜ソムリエサミット金賞を受賞した“信頼の味”

すずき蓮根農園の蓮根は、2025年の野菜ソムリエサミットで金賞を受賞しました。

「自分たちの蓮根が評価されたのが何よりうれしかった」と鈴木さん。

この受賞をきっかけに、多くの方に蓮根の魅力を知ってもらう機会が増えたといいます。
「これからも“また食べたい”と思ってもらえる蓮根を届けたい」という言葉どおり、日々丁寧な栽培を続けています。

※野菜ソムリエサミットは、野菜ソムリエが「美味しさ」を軸に青果物や加工品を評価する品評会です。

60種類以上の蓮根レシピを考案|すずき蓮根農園が伝えるおいしい食べ方

蓮根の上手な保存方法

蓮根は乾燥に弱いため、水分を保つのがポイントです。

  • 冷蔵保存: 洗ったあと水を切りすぎず、湿らせた紙に包んで冷蔵庫へ。
  • カット後: 切り口をラップでしっかり包み、空気に触れないようにする。
  • 冷凍保存: 歯ごたえは少し変わりますが、スライスしてから冷凍保存を。使いたいときに必要な分量だけ電子レンジで軽く加熱すればOK。
  • あく抜き: 基本は不要。焼いたときの色味を保ちたい場合は、酢水にさっとさらす程度で十分。

蓮根レシピで一番のおすすめは「蓮根ステーキ」

蓮根の甘みと香ばしさをダイレクトに味わえる「蓮根ステーキ」
皮つきのまま1cmほどにカットし、フライパンで両面をじっくり焼くだけ。

外はカリッと、中はほくほく。仕上げに塩をひとつまみで、驚くほど満足感のある一皿に。

実際に、産直アウルのスタッフもこの蓮根ステーキを試食。

「両面を焼くだけでこんなに美味しいとは。今まで食べた蓮根と違って、ホクホクしていて甘かった。」

<簡単レシピ>

  1. 蓮根を1cm厚に切る(皮はそのままでOK)。
  2. フライパンに油を熱し、中火で両面にこんがり焼き色をつける。
  3. 仕上げに塩をふって完成。

家庭で手軽にできる蓮根レシピを紹介

鈴木さんは、家庭で作りやすい蓮根のアレンジレシピを60種以上考案。
れんこんバーグやパスタ、チャンプルーなど、身近な食材で気軽に蓮根を楽しめます。

<産直アウルのボード投稿からレシピを紹介>

蓮根は主張しすぎず、どんな食材ともよく馴染みます。
調理法によって変わる食感を、ぜひお楽しみください。

蓮根生産量日本一の茨城県から|すずき蓮根農園が伝える蓮根の魅力

すずき蓮根農園の蓮根は、収穫したその日のうちに洗浄・選別を行い、できる限り早く出荷されます。
新鮮なうちに届けることで、みずみずしい食感や香りをそのまま楽しめます。

鈴木さんは「蓮根を通して、少しでも興味を持ってもらえたらうれしい」と話します。
食べたときに「どんなふうに育っているんだろう」と思ってもらえたら。

そんな想いを込めて、今日も丁寧に蓮根を育てています。

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