
冬になると恋しくなる果物といえば、やはりみかんです。日本では主に和歌山県・愛媛県・静岡県などを中心に栽培されており、地域ごとに特色あるみかんが育てられています。
みかんといっても、温州みかんをはじめ、紅まどんなやせとか、不知火(デコポン)など、品種ごとに旬や味わいは大きく異なります。
今回は、産直アウルで実際に売れたデータをもとに、人気のみかんをランキング形式でご紹介します。旬や味の違いを知れば、食べ比べをする楽しみも広がります。お気に入りの一品を見つける参考にしてみてください。
5位:極早生みかん|秋の訪れを告げる爽やかな初物みかん

極早生(ごくわせ)みかんは、温州みかんの中で最も早く収穫される種類で、旬の時期は9月から10月ごろです。
果皮に青みが残るのが特徴ですが、果肉はジューシーで酸味がやや強め。爽やかな甘酸っぱさがあり、特に酸味好きの方におすすめです。
主な品種には「ゆら早生」などがあり、秋の始まりを感じさせる季節の先取りみかんとして人気があります。暑さの残る時期にぴったりの、爽快感あふれる味わいです。
極早生みかんを見る!>購入者の感想
「ちょっと甘酸っぱい感はありますが、みかんの味がとっても濃くて、美味しいです。中の薄皮も薄くて、パクパクいけます。甘いものが苦手な夫と息子にも大好評です。」
「ゆら早生みかん、はじめて注文してみました!10月なんでまだあんまりかな〜なんて思っていたところ、味が濃く甘かったです!!ほどよく酸味もあって味が濃くてびっくりしました。すっごく美味しかったです。」
4位:不知火・デコポン|濃厚な甘さとジューシーさを兼ね備えた柑橘

不知火(しらぬい)は「清見オレンジ」と「ポンカン」を掛け合わせて生まれた柑橘で、頭の部分が少し盛り上がった独特の見た目が特徴です。
糖度13度以上・酸度1度以下という基準を満たしたものは「デコポン」として出荷されるため、甘さが保証されている安心感も人気の理由。
旬は2月から4月ごろで、果肉はしっかりしていて濃厚かつジューシーな味わいを楽しめます。家庭用にも贈答用にも幅広く親しまれるみかんの一つです。
不知火・デコポンを見る!>購入者の感想
「デコポンを食べてみると、これまで購入した不知火に比べてとてもジューシーで、ジュースのように口の中にいっぱい広がりました。また、追加で販売されましたら是非、購入したいです。」
「箱を開けた瞬間のインパクトが強かったようで大喜びで連絡が来ました。大玉で甘いだけでなく、丁度いい酸味もありジューシーでした。」
3位:せとか|「柑橘の大トロ」と呼ばれる濃厚な甘み

せとかは「清見」「アンコール」「マーコット」を掛け合わせて誕生した品種で、2月から3月にかけて旬を迎えます。
たっぷりの果汁と濃厚な甘み、そして華やかな香りが特徴で、「柑橘の大トロ」とも柑橘の大トロとも呼ばれる存在です。皮は薄めで手でもむけますが、果汁をこぼさずきれいに食べたいときはカットするのがおすすめです。
高級感のある味わいから、贈答品としての需要も高く、家庭用でも「特別感を味わいたい」ときにぴったりの種類です。
せとかを見る!>購入者の感想
「大切に育ててくださったことが感じられる、みずみずしい、美味しいせとかがたくさん届きました!日にちを置くと酸味が落ち着いてくるとのこと、味の変化を楽しみに、大切にいただこうと思います。」
「せとかの香りが部屋中に充満して、家族が次から次へとつまみ出してあっという間に切り分けた3個がなくなりました。きれいなオレンジ色の果肉と香り、味の濃さ、溢れる果汁に感動しました。」
2位:まどんな|ゼリーのような果肉が魅力の高級みかん

まどんな(正式名称:愛媛果試第28号)は、愛媛県で生まれたオリジナル品種で、12月に旬を迎えます。
ゼリーのようにやわらかい果肉と高い糖度が特徴で、酸味は控えめ。ぷるぷるとした食感と上品な甘さで、冬を代表する高級柑橘です。おすすめの食べ方は「スマイルカット」。
横半分に切ってから縦に4〜6等分する切り方で、見た目も良く、手も汚れずに最後までぷるぷる食感を楽しめます。見た目の華やかさから贈答用として人気が高く、冬の特別なギフトやご褒美フルーツに選ばれることが多い品種です。
まどんなを見る!>購入者の感想
「待ちに待ったマドンナが届きました!どれもズッシリと重くスマイルカットでいただくとプルプルしていてジューシーな果汁でとても美味しく大満足です!」
「普段、みかんはあまり好きではないので食べないのですが、食べてみたところ、ジューと思うくらいみずみずしく、薄皮が口の中でも残らなく自分好みのみかんにやっと会えた感じでした。」
1位:早生みかん|酸味と甘みのバランスが絶妙な定番みかん

早生(わせ)みかんは、温州みかんの中で10月中旬から11月下旬にかけて収穫される種類です。果汁が豊富で甘味と酸味のバランスがよく、内皮が薄いため食べやすいのも人気の理由のひとつです。
皮も柔らかく手で簡単にむけるので、子どもからご年配の方まで幅広く好まれています。
代表的な品種には「宮川早生」「田口早生」などがあり、産地ごとに少しずつ風味の違いが楽しめます。冬の食卓に欠かせない定番みかんです。
早生みかんを見る!>購入者の感想
「皮も柔らかくむきやすいです。甘さの中に酸っぱみもあり大変おいしいです。すぐに家族で食べきってしまいました。」
「薄皮が本当に薄くてジューシーで甘くておいしいみかんでした。寒くなってきて乾燥してきた時期にみかんで水分補給しておいしくて食べすぎちゃいます!届いてすぐ食べても酸味がほとんどありませんでしたが、時間が経つと甘味がさらに増して最高です!」
まとめ
みかんといっても、甘味と酸味のバランスが絶妙な早生みかん、秋の訪れを知らせる極早生みかん、そして贈答用で人気の紅まどんなやデコポンなど、種類によって味や旬の時期は大きく異なります。
今回のランキングは産直アウルの売れ筋データをもとにした人気傾向のみかんの種類です。ぜひこの冬は、好みや用途に合わせて、さまざまなみかんを食べ比べてみてはいかがでしょうか。
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📢 この記事は 産直アウル編集部 がお届けしました。