佐賀県みやき町の農業と地域の魅力|岡毅町長が語るみやき町の未来

佐賀県東部に位置する佐賀県みやき町。
豊かな自然に囲まれながら、都市へのアクセスにも恵まれたみやき町では、農業をめぐる新しい動きが生まれています。

観光いちご園の進出や新規就農者の定住、そして子どもたちの給食を見据えたオーガニックの取り組み。
地域の農業をどう守り、どう未来につなげていくのか。

岡毅町長への話から、佐賀県みやき町の農業と地域の可能性について聞きました。

自然と利便性が共存する佐賀県みやき町

岡町長は、みやき町の魅力を「意外と便利な田舎」と表現します。

みやき町から博多・天神までは1時間以内。
新幹線を使えば最寄りの久留米駅から博多駅まではわずか17分ほどで到着します。久留米駅までも車で約10分と近く、日常の買い物や移動にも便利な環境です。

一方で、みやき町には山があり、大きな筑後川が流れており、澄んだ空気とゆったりとした風景が広がり、自然を感じながら暮らすことができます。

生活圏としては久留米市とのつながりも強く、みやき町の人が久留米市に出かけることも多いといいます。

また、佐賀県みやき町では人口も維持され、近年は増えている状況も見られます。

こうした暮らしやすさが、みやき町の魅力の一つになっています。

新規就農者が生まれている佐賀県みやき町の農業

新しい農業の動き

佐賀県みやき町の農業では、新しい動きも生まれています。

昨年、久留米市で観光いちご園として高い評価を受けた「うるう農園」がみやき町に拠点を構えました。大規模ないちごハウスが完成し、新たな農業の取り組みが始まっています。

また、熊本の水害で被災されたトマト生産者がみやき町に移り住み、定住が決まった事例もあります。

このように、毎年少しずつ新規就農者が増えているといいます。

行政による支援

行政としても、こうした挑戦を後押ししています。

佐賀県では、園芸農業の振興を目的に農産物の出荷額888億円を目標とする「さが園芸888運動」が進められています。

※参照「さが園芸888運動」について
https://saga888.jp/

みやき町でもこの制度に合わせた支援を行い、新しく農業を始める人たちを後押ししています。

農業を続けるために必要なこと

全国と同様に、みやき町でも農業の後継者不足は大きな課題です。

地域では米や麦の生産が中心ですが、岡町長は「違う形の農業に挑戦する人も出てきてほしい」と話します。

例えば、形が不整形で水が届きにくい畑は手間がかかるため、放棄されてしまうこともあります。

しかし、そうした土地を活用できれば、新しい農業の可能性が生まれるといいます。

農業に必要な「経営の視点」

岡町長が強調するのは、農業における経営の視点です。

「物事が継続するためには、利益は大事。実際の過去の経験からも、経営として成り立つ農業を推進していきたい」

岡町長の実家は久留米市で兼業農家として米を生産しており、農業の現場を身近に見てきました。

そうした経験から、農家が安定して続けていける仕組みづくりの重要性を感じているといいます。

農業を大きく変えるのではなく、少しずつ積み重ねていくことが大切だとも語ります。

「びっくりするような変化ではなく、ちょっとした継続で変わっていくと思う」

農産物を届ける新しい販売の取り組み

農業を経営として続けていくためには、販売のあり方も重要です。
生産者が自分たちの農産物を消費者に届ける方法は、これまで以上に多様になっています。

その一つとして、産直ECなど新しい販売の形も広がっています。

現在、みやき町と産直アウルでは期間限定で送料無料キャンペーンを実施しており、みやき町の農産物を全国の消費者に届ける取り組みが行われています。

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みやき町の生産者が育てた農産物を、より多くの人に知ってもらう機会にもなっています。

子どもと地域の未来につながる農業

みやき町では、今後の農業の柱として新たな取り組みも考えられています。

その一つが、オーガニックの推進です。特に岡町長が力を入れたいと話すのが、学校給食への取り組みです。

「子どもの給食はオーガニックに変えたい。子どもが一番です。身体にも影響が出やすいので、地元の安全なものにしていきたい」

現在、みやき町の農業は米や麦、そして施設園芸が中心です。
そこにもう一つの柱として、オーガニック農業を加えていきたいと考えています。

みやき町の農業のこれから

岡町長は、地元で生産される農産物についても魅力を感じているといいます。
トマトやアスパラガス、そして米など、地域で育てられた農産物はどれもおすすめできるものばかりだそうです。

みやき町長という立場だけではなく、一人の消費者としても魅力を感じられる農産物があること。それは、生産者の努力と地域の農業の積み重ねによって支えられているものでもあります。

農業は一度に大きく変わるものではなく、日々の積み重ねによって形づくられていくもの。

岡町長の言葉からは、みやき町の農業をこれからも続けていくという思いが感じられました。

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