高校卒業後、自衛隊に入隊。4年間の勤務を経て、家族の農業を継ぐため新潟へ戻った内山さん。実家で久しぶりに食べたお米のおいしさに感動し、「これをもっとたくさんの人に届けたい」と農業の世界へ飛び込みました。今では米や芍薬、しいたけなど幅広く栽培する中で、特に味と品質にこだわりを持って取り組んでいます。
胚芽を活かしたこだわりの精米
うちやま農園は、米やしいたけ、芍薬といった多品目を手がける農園です。

中でも米づくりにおいては、一般的には削られてしまうことが多い栄養豊富な「胚芽」をあえて残す独自の精米方法を採用しています。
この精米によって、真っ白にはなりませんが、お米の栄養が少しでも残るようにしています。

自衛隊から農業へ。転身の原点にある家族の味
高校卒業後、自衛隊に入隊。除隊後、4年間は地元の米卸で経験を積みました。

たくさんの米農家と関わる中で、実家のお米のおいしさや、栽培方法のこだわりを改めて感じることができたことが、農業への道を選ぶ大きなきっかけになったといいます。
ご両親が農業を営んでいたこともあり、自然とその世界に入る流れとなりました。
出荷時期を見極める丁寧な作業と土地の魅力
収穫時期も適期を見極め、新米は9〜10月に、芍薬は5月~6月に収穫して出荷が始まります。
どの作物に対しても、丁寧に、そして熱意を持って取り組む姿勢が、うちやま農園の最大の魅力です。
「人間が食べるものなので安心安全なものをお届けしたい」という思いから、2025年3月にうちやま農園の「しいたけ」は有機JAS認証を取得。お米についても2025年中の申請を行い、有機JAS認証に裏付けされた農法で、安心安全の食材をお届けしています。
さらに、うちやま農園が位置する新潟県南魚沼市宇津野地区は、「魚沼コシヒカリ発祥の地」としても知られています。

米どころとしての気候・土壌・水に恵まれたこの地で、うちやま農園はその伝統に携わりながら、農業をされています。
【ちょいワルきのこ専門】うちやま農園 – 産直アウル
